かまいたちの夜3・コンプリート！

「かまいたちの夜×3」を早くもクリアヽ(*´∀｀*)ﾉ
わくわくして5180円で(σ･∀･)σｹﾞｯﾂ!!したワケですが、
はっきりいって、それに見合うだけのボリュームはありませんでした○|￣|_
これから買う人は廉価版が出るまで待った方が良いかと思われますｗ
簡単な感想としては、

①シナリオが薄っぺらい。

正直な話、評判の悪かった2よりもさらに劣ります。
中途半端で終わった前作の、早急な汚名返上を狙ってか、
「とりあえず、何でもいいから手を打っておこう」
といった適当さが滲み出ていた気がしてなりません。
制作にもっと時間をかけてもよかったんじゃないかと思いますね。
今作がラストとなるだけに、ファンとしてはもっと奥深い部分がみたかったです。
相変わらず、エンディングまでの道筋があっさりしすぎてるし、
サウンドノベルお決まりのクソ長いうんちくもまったくなし。
何より痛いのが「かまいたち」になぞった話が出てこない。
無理のある展開も多かったし、サブストーリーも少なく、
音楽やグラフィックは許せますが、1、2の集大成というにはちょっと疑問が残る形ですね。

②トリックが簡単すぎる。

洞察力が鋭くなくても、
ある程度読み進めていけば、
誰でも真相にたどり着けるかもしれません。
そこまでいくのに必ず死ななきゃいけないってのも何かなぁ。
加えて、犯人やトリックを暴くよりも、バッドエンディングを探し出す方が厄介なのが難点。

③新システムが思ったより煩わしい。

以前のブログでも書きましたが、
今回は「街」のようなザッピングシステムが搭載されました。
が。これが思ったよりも機能していなかったような気がします。
まず不満だったのが、主人公として指定できるのが全員でないこと。
さらに、目線を切り替えても、似たような内容を再び読み返すだけなのが苦痛。
キャラにしても、透がヘタレじゃなかったり、俊夫さんはお笑い系になってるし、
香山さんはメインなのに目立たないし、啓子ちゃんは死人が出てるにも関らず緊張感ないし。
ま、それぞれの思惑がわかるのは面白いですが、終始物足りなさが残りました。
2までのフローチャートの方が、進行状況を把握しやすかったかも。





ま、これでも、面白いと感じた人はいるでしょうけどね。
σ(￣∇￣*)はこれで終わるのは納得行きません。さらなる続編か新シリーズを期待したいです。