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夏の甲子園もいよいよファイナル。
栄冠に輝いたのは、何とあの早稲田実でした。
前日、注目の田中君、斎藤君両投手の投げ合いで、
1-1のまま延長15回へ突入し、結局、勝負がつかず、
37年ぶりの決勝再試合になり、日本中の高校野球ファンが大いに沸きました。
今日も、その名試合をもう一度みられるということで、
開始前から、大勢の観衆が彼らの勇姿を拝みに、グラウンドへ足を運んでいました。
試合は昨日と同じく1点を争う好ゲーム。
少ないチャンスを活かして加点していった早実に対して、
終盤、本塁打で応酬した駒苫でしたが、
あと一歩及ばず、大会3連覇の夢は散りました。
双方に力の差はないといっても過言ではないですが、
気迫や勝利への執念の面で、わずかに、
早実の方が上回っていたということでしょうね。
しかし、屈指の剛腕対決は健在。
連日の登板で、さすがに疲れがあるだろうと思っていましたが、
2人とも、そんな雰囲気をまったく感じさせませんでした。
あれだけ球数を放っているにも関わらず、
なおこれだけの投球ができるんですから、
正直、脱帽としかいいようがありません。
特に斎藤君は最後までストレートの急速が147km/hを計測するなどスタミナがすごい。
加えて、制球力もまったく衰えておらず、スライダーもかなりキレがありました。
田中君も負けじと同等の投球を披露し、王者の貫禄を見せましたが、若干ボールが高く、
余計なランナーを歩かせてしまったところにちょっと差が出たかなという感じでした。
それでも、勝敗という境界は存在しますが、
最後を締めくくるには申し分ない内容でした。
「早実の歴史を塗り替える」と豪語していた斎藤君ですが、
見事に自らの手で、王監督や荒木氏が成し得なかった偉業を達成しましたね。
厳しい環境の中で戦った選手たちの健闘を称えると共に、
この上ない感動を与えてくれたことに感謝したいと思います。
帰っても休む暇がなさそうですね、彼ら。
今大会は例年よりも本塁打が乱れ飛び、
さらにはほとんどが終盤の猛打で逆転するなど、
打高投低がはっきりしていて、非常に荒れた展開が多かったです。
この蒸し暑さと、開幕前の長雨の影響で、
投手のコンディション調整がイマイチだったのと、
練習機材の充実で、選手たちの筋力などが、
大幅にアップしたことがあげられると思います。
これらをふまえて、主催側がまた、
バランス維持のために、規制をかけるようですね。
高校野球児の進化をみられるもファンとしては楽しいですが、
選手の安全を考えると致し方ないのかもしれません。
これが今後どう影響してくるかはわかりませんが、
どう変わっても、がむしゃらに白球を追う姿は受け継いでいってほしいモノです。
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